塾と通信教育の両立
中学生が学校の学習以外に学習塾を利用する割合が近年多くなっています。
3年生にもなれば、多くの家庭で高校受験のために塾に子供を通わせるようになり、公立学校の場合私立学校に比べその傾向がより強く出ています。
理由は、一人ひとりにレベルを合わせた学習が難しいという公立学校の特性の為で、塾では学校で出来ないレベルの高い学習や、学校で理解しきれなかった課題への再取り組みなどが可能となっています。
また志望校の合格の為により確実な試験対策を行っている塾もあります。
塾の費用は、月謝数千円というものから十数万円といったようにピンキリなので、塾の学習方針が合っているか、経済的に無理はないかなど十分に下調べを済ませて、しっかり考えてから決めると良いでしょう。
では、通信教育をしながら塾へ通うことは可能なのでしょうか?
実際に両立をしている子供も多いとは思いますが、塾、通信教育に加え、学校の勉強、宿題、部活動、各種行事など、取り組むことが多ければそれだけ時間の余裕がなくなってしまいます。
何を重要に考え重点的に取り組むかでも違いがあると思いますが、通信教育を始める前にはしっかりとしたシュミレーションを行いましょう。
・学習する時間はあるのか?
・単なる詰め込みになってしまわないか?
・そもそも必要であるか?
それぞれの子供の状況や家庭の事情により考察するポイントは様々なので、しっかりと考えて両立が難しいのであれば、どちらかを止めるか、もう一度生活サイクルや目標の見直しを行いましょう。
逆に学校・塾・通信教育の相乗効果もあると思いますので、両立をめざし学習に取り組んで見てください。